吉原　多恋人倶楽部『森田涼花』ブログ

こんにちは、涼花です！


外を歩くにも億劫になってしまう程の天候に年明けからなるべく家で大人しくするような日が増えてきました。

そういう時は、大体ラジオを付けたり音楽を聴いたりしているのですが
昨年の春からオーディオコンポとレコードプレーヤーが不調になったり、引っ越しをしてから置き場が無かったりと何となく使い道が無くなってしまい売ってしまったのですよね。


〝まぁ、スマホやパソコンから聴けばいっか〟と最初は荷物が減ってむしろ良かったと楽天的な気持ちでいたのですが
簡易デヴァイスから流れてくる音ってどうしても作業をしながらの〝ながら聴き〟になってしまうのです。
その方が効率はいいのでしょうが、なんか歌詞も頭に入って来ない。


子どもの頃、森田の家はとても狭かったので音楽を聴く時は必ず母所有の（当時のカセットからCDに録音する機能が着いていたでっかい）ミニコンポの前にヘッドフォンをつけて座り、歌詞カードを見ながらひたすら耳から奏でられる世界に没頭するというのが私のスタイルでした。


そんな事をふと思い出し〝ああ、やっぱり自分はデジタルじゃダメだ〟と気付けば密かにアマゾンで目を付けていた品物をポチっておりました。





そして、数日後。商品が到着。






猫様が邪魔していますが、実際かなりの大きさです（笑）


購入したのは、AION AUDIOのSuperior LP（スペリオール・エルピー）というコンポ。

これ一台でレコードだけでなく、CDやBluetooth接続、USBにラジオ。更にはカセットまで対応できるという超スグレモノ。

スピーカーは元々内臓されていますが、外部端子を使用する事で他メーカーとのカスタマイズ拡張も可能。
森田は特にそこまでクリアな音は求めないので
このままの形で使用することにし、今回は単体で購入致しました。





それより思ったよりも大きいダンボールに思わず
どうやって取り出すんだ、これ、、、と後退り。
頭を悩ませつつ、最終的に森田がとった行動は表裏を開いたダンボールを横に倒し、後ろから足で押しながら取り出すという とても他人がいたら乱雑過ぎて見せられない方法でした←




↑この後、足でキックをする様に押し出して取り出し成功。



なんとか腰が砕ける危険を回避し、箱から出してみると、、、









あら、素敵！！！



とても2万円を切ったオーディオとは思えない程、レトロで高級感ある雰囲気を醸し出しています。


さっそく動作を確認。
BluetoothでiPadに繋げてみると、簡単に接続されました。






スピーカーからデヴァイスの音質を損なわない
そのままの音であの小うるさい程のサウンドが魅力的なGrand Funk Railroadが流れてきます。

レバー操作で
Bluetoothモードとラジオモードの切り替えも可能なので
森田の大好きなNAC5（ナックファイブ）ラジオも余裕で聞けます！





続いてCDでは、最近同志から頂いたKing CrimsonのRedをチョイス。

Bluetoothよりも音量がこちらの方が上がってしまうので、
プレイボタンを押した後、大音量であの重厚感溢れるRedのInstrumentalがいきなり流れてしまったため
我が家の猫と一緒にギャーギャー騒ぎつつもスピーカーから聴こえる音の広がり感激。
それは、まるで一つ一つのCDと向き合って対話している様。




これぞ私がやりたかったことだぁぁあ！！！

呆気なく目標は達成され、早く買っておけばよかったと良い意味で後悔をするのでした。








せっかくなので、レコードの動作確認も。
選んだのは、これも以前に同志のコレクションから譲り受けたジョンレノンのShaved Fish。






ヨーコとの間にショーンが生まれ、ジョンが主夫生活に入る前にリリースされたアルバムなんですが、
ざっくりして説明するとジョン自らが曲順等を監修したベストアルバムみたいなものです。
最初から最後に渡るまで、高い音楽性で作り上げられた曲が続き、多才なジョンの魅力がギュッと詰まった1枚。

タイトルを和訳するとカツオ節という意味なのですが、裏面にはジョン式カツオ節のイラスト。
曲それぞれをイラストにした日の丸入りの表ジャケットも併せて、個人的に好きなアルバムです。

スリープからゆっくり埃や指紋が付かないようにレコードを取り出しセットします。
この針を落とすまでの瞬間がドキドキして、改めてレコードって楽しいなって気持ちになりますね。





設定を33回転にセットし、針を徐々に落としていくき聴こえてくるのは
なんとも絶妙な音の広がりが感じられる温もりある音。
ベースや管楽器という楽器もボーカル等に押しつぶされることなく鮮明に流れてくる音に
ああ、レコードってこういう音だったなぁ、、、と引き込まれるくらいにまったり浸ってしまうのでした。







ちなみに邦楽でも実験。






数年前、御徒町のガード下にある中古レコード屋で手に入れた我らのアイドル河合奈保子の「ダイアリー」。
こちらも慎重に紙ジャケから取り出しセットして行きます。






奈保子ちゃんが回ってる!!

ラベルの彼女が可愛すぎて、そんな当たり前のことに感動。

目の前でベストテン並みの演奏が流れているかのような奥行きのある音質。
特に収録曲の「スマイル・フォー・ミー」のAメロからBメロに切り替わる時のベース音が痺れるくらいカッコよく聴こえます!（←細かい）
あれ、こんな曲だったけ?と隠れた音の良さが再発見できるのがレコードの良さですよね。









ちょうど今回窓側の壁の隅っこという場所を設置場所に選んだので
そこに、人をダメにするソファーで有名なYogibo（ヨギボー）を付け加えて、超簡易的音楽ルームにへ。
今後はコンポを置く机も新たに設置し、隣のテレビのケーブル類をスッキリさせて更にスタイリッシュな形にしていけたらと思っています。








とりあえず、アメリカンを淹れて
ゆったりとソファーに腰を掛けながら目を閉じ、
レコードだけに神経を集中させれば
そこはまるで音楽旅行をしているかのような気分に。


どうしてもやる事が多すぎて”〜をしながら・・・”のような、
ながら作業が増えてきている時代ですが
せめて、音楽。または読書など
一つのものに目を向けて楽しめたのなら、
それはもう自分だけの心安らぐ特別な時間になると思うのです。


iTunesに取り込んで　ハイ、おしまい。ではなく
棚に眠っていたレコード・CDたちとまた再会をし、
もっとその曲が好きになるように
新たな良さを見つけてあげたいなと思います!




涼花

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