八高線に乗ってきたのだよ。(猿橋編)
暖かくなると人間、気持ちは浮かれるもので そうなると、足取りも軽くなる。
実に単純な事だがそうしたキッカケがないと 年を重ねるにつれ遠征が億劫になっていくものなのだろう。
今回は学生時代まで毎年行っていた「勝沼ぶどう卿」を目的に久々にのんびりと電車の旅をしてみようと勢いよく鉄道に乗り込んだ。
しかし、ただ単に勝沼を目指すだけでは面白味に欠けるので
中央線で高尾までいき、八高線に乗り換え「猿橋」で途中下車を試みてみる。
改札を抜け、地図でその場所を確認すると 予め調べていた予想以上に徒歩を要するその距離に一瞬背中が凍り付くが ここまで来て後戻りはもう出来ない。ネットの情報とは、あまり信じすぎてはいけないものだ。。。
覚悟を決めて、駅を出て足を踏み出してみる。
空は生憎の曇り空ではあるが、季節が季節なので菜の花が華やかに咲いていたりと この光景だけでも何だか気持ちが和む。
車がビュンビュンとかすめ人がギリギリ歩ける国道をひたすら進むこと20分。
正面に出迎えてくれたのは、お世辞とは言えないほど目立たぬ色に字を染み込ませた看板。
日本最大の古い橋と言われる日本三大奇橋の猿橋である。
長さ31m、幅3.3mのもので橋としては小規模の橋であるものの
渓谷から高さが31mもあるため、橋脚をたてられないので両側から瓦屋根のようなものを張り出させている作りとなっている。
この特殊な作りが猿橋は三大奇橋と呼ばれる理由となっている訳だ。
確かに横から見ると、桂川が流れる上にゴツゴツとした岩があり橋脚の無いそこ姿は静かに不思議な迫力を醸し出している。
また、猿橋の隣には 旧中央本線のトンネルに続く廃線と奥には国道で普通に車で渡ることのできる鮮やかな橋を丸ごと視界に納められるという贅沢な風景となる。
まるで時が止まってタイムスリップをしたかのような ゆったりと優しい時間がこの周囲だけ流れている感覚に陥りそうになる。
残念ながら廃線から通じるトンネルは封じられており、渡ることはおろか近づく事すらも出来ないが 何年も使用されていないものを形だけでも残っているというのは嬉しいものである。
錆びた手すりや無骨に突き出した骨組みは まじまじと眺めてもため息がでる程美しい。
さらに橋の反対側には、急斜面の階段がある。
興味本位で一段がズッシリと腰に圧し掛かる刺激に耐えながら上っていくと その上には桜が咲き乱れた校舎が姿を覗かせた。
高いところへ上ると必ず体力の疲労とは引き換えに 何とも言えない達成感と同時に急に開けた様に見える景色が飛び込んでくるので 皆さんも是非旅をしたら迷わず目の前に立ちはだかる恐怖に挑戦して欲しいと思う。
たかが橋。されど橋。
知名度は少ないが やはり、三大奇橋と言われるだけの事はある魅力がそこには密かに眠っている。
アクセスも決してよくは無い場所にはあるが、行って損はない場所なので 面倒とは言わず、こういった小さな感動を体験できる場所に訪れてみてはいかがだろう。
(続く)
★今夜の一本
相変わらず酒で溢れた我が家ですが、健康的な生活が徐々に根付き中々酒を嗜めない日々が続いておりました。
ある意味健康的?なのでしょうが このまませっかくの数々の名高い酒達を枯らすわけにもいかないので 以前、新潟の同志から頂いたもので風呂上がりの夜酒を。
「いつかこの酒を思い出して きっと飲みたくなる」
あれ?どこかで聞いた名前だな?と反応されたあなたは、まずまずのアニヲタです←
こちらは新潟で毎年開催される淡麗酒を集めた「酒の陣」で出展された酒のようです。
調べても中々ヒットしないので謎に包まれた、お酒でしたが ついにそのベールを脱がしてみました。
トクトクとお馴染みの升に注ぎ、口に当てがうと 何とも臭みのない爽やかな香り。
そのまま、舌の上で転がせば一気にアルコールの温度にカッとなりますが すぐに後を引く呑みやすい味となっています。
アニメのパロディだと思っていましたが 外見は侮れず。。。
毎晩この酒をきっと夜な夜な飲み干したくなる
と勝手に命名して楽しむことにします。
相変わらず酒で溢れた我が家ですが、健康的な生活が徐々に根付き中々酒を嗜めない日々が続いておりました。
ある意味健康的?なのでしょうが このまませっかくの数々の名高い酒達を枯らすわけにもいかないので 以前、新潟の同志から頂いたもので風呂上がりの夜酒を。
「いつかこの酒を思い出して きっと飲みたくなる」
あれ?どこかで聞いた名前だな?と反応されたあなたは、まずまずのアニヲタです←
こちらは新潟で毎年開催される淡麗酒を集めた「酒の陣」で出展された酒のようです。
調べても中々ヒットしないので謎に包まれた、お酒でしたが ついにそのベールを脱がしてみました。
トクトクとお馴染みの升に注ぎ、口に当てがうと 何とも臭みのない爽やかな香り。
そのまま、舌の上で転がせば一気にアルコールの温度にカッとなりますが すぐに後を引く呑みやすい味となっています。
アニメのパロディだと思っていましたが 外見は侮れず。。。
毎晩この酒をきっと夜な夜な飲み干したくなる
と勝手に命名して楽しむことにします。
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- 2016.05.24 (火) 08:37
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このコメントは管理人のみ閲覧できます- 2016.05.24 (火) 12:03
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このコメントは管理人のみ閲覧できます- 2016.05.25 (水) 21:32
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このコメントは管理人のみ閲覧できます- 2016.05.27 (金) 23:20
- URL
- 涼花(すずか)
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Re: 1ゲット ならず
⭐ボードさんコメントありがとうございます!
いやはや、先日はお疲れ様でした。お陰さまで誇らしい気持ちで満ち溢れ自分にも自信がつけましたよ←
ということで、やはり森田さんは怒らせない方が良いという事で今度からは和やかに楽しみましょう(笑)
推しに値する子を見つけたという事ですが、どの子でしょう。私的にはオススメしたいアイドルがまだまだ沢山いるのですが とり急ぎご報告を楽しみにお待ちしておりますm(_ _)m
- 2016.05.27 (金) 23:27
- URL
- 涼花(すずか)
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Re: 覚えてるかな?
⭐高橋さんコメントありがとうございます!
いやいや、むしろご紹介するのが遅くなってしまって 申し訳ないくらいですよ。お酒に関しては毎日ちびちび飲んで楽しんでいますよ。
ブログ、更新が少ないのに楽しみにして下さっているようでありがとうございます!!たまにコメントもくれたらもっと嬉しいなぁ、、、とかワガママは言いません(笑)
でも、元気なようで一安心しました。
これからいよいよ、ライヴの季節ですから体調に崩さずに最後まで名一杯楽しめますように。
また時間が合った時はお待ちしてますね^^
- 2016.06.05 (日) 00:49
- URL
- 涼花(すずか)
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Re: タイトルなし
⭐なかださんコメントありがとうございます!
本日は八高線の紀行文でした。正確には中央本線の紀行文なのですが個人的に八高線は、どこか懐かしい雰囲気を醸し出している車両なので好きですね。
なかださんってその近辺にお住まいだったのですか。
そうなると八高線の先輩という事になりますね。今日お会いしたときに八高線のお話をもっと聞いておけばよかったなぁと思った次第です。次はいい加減にふざけるのは程ほどに、ちゃんとした会話が出来るように頑張ります(笑)
猿橋ですが仰る通り当日は曇りでしたが、どんよりとした天候はむしろ旅を盛り上げているように、橋の哀愁溢れる空気間を増幅させてくれましたね。晴れでしたらもっと雰囲気も変わっていたのでしょうが、これはこれで廃墟っぽい感じがプラスされて良かったなと思っています。まさかの現地離れた後、カンカンに晴れましたが←
日本酒のコーナーは割りと書いてる自分でも飲みながら歴史を振り替えられるので楽しみだったりします!
特に頂き物だと自分の興味範囲外のものを知ることが出来るので面白いのですよ。
あの花が先に浮かぶ様ではまだまだ、、、と言いたかったのころですが、私もあの花しか浮かばなかったので中々のヲタクなのかもしれません(苦笑
甘い日本酒が未だに人気がありますが、最近は淡麗も見かける事が多くなりましたよね。特にこれからの季節、冷やできりっとしたものを飲みながら夏の夜を過ごすのも 中々乙なものだと感じました。
、、、今度お店で一緒に呑みましょうね(笑)
私の普段のお仕事にまでお気遣い頂きありがとうございます!
言い訳にするのは何だか悔しいのでブログも最低でも週1は更新できますように努めますね。
本当にいつもコメントありがとうございます!!
プロフィール
Author:森田 涼花(もりた すずか)
26歳
H5 6/2 ふたご座 A型
吉原の多恋人俱楽部という店に在籍している森田涼花といいます。
大人の職業をさせていただいてますが、当ブログでは個人的な日常と趣味についてツラツラと綴っていくブログです。
若干長文気味ですがお付き合い下されば幸いです。
◾️多恋人倶楽部HP:
http://www.talent-club.com/
森田涼花が在籍しているお店のホームページです。
◾️instagram:
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